バッキンガム宮殿の庭園の壁に沿って歩いたことがあるなら、Royal Mewsの入り口を通り過ぎて、ここは何だろうと不思議に思ったことがあるかもしれません。王室の現役部門であるロイヤル・ミューズは、バッキンガム宮殿の一部です。1年の大半を通じて一般公開されています(バッキンガム宮殿の公式広間が公開されるのは夏季のみです)。
厩舎、馬車庫、ガレージを備えたロイヤル・ミューズでは、宮殿の機能的な側面を垣間見ることができます。英国王室ならではの華やかな儀礼や伝統を存分に楽しみましょう!
名前の由来
国王のミューズ(厩舎)の歴史はリチャード2世の時代まで遡ります。「ミューズ(Mews)」という名前は、14世紀から王室の鷹が羽が生え替わる時期(mew)にここに収容されていたことに由来しています。
場所の歴史
ロイヤル・ミューズは伝統的にロンドンの2カ所にありました。最初の厩舎は、現在のナショナル・ギャラリーと同じ場所であるチャリング・クロスにありました。1534年に火災で国王のミューズが焼失した後、厩舎は再建されましたが、「ミューズ」という名前はそのまま残りました。
新しい本拠地
1500年代から1800年代初頭にかけて、王室の馬と馬車はチャリング・クロスの旧国王のミューズとバッキンガム・ハウスの敷地の2カ所に分かれて収容されていました。ジョージ4世の治世(1820年〜1830年)に、厩舎は恒久的にバッキンガム宮殿へと移されました。元の国王のミューズは解体され、その跡地にトラファルガー広場が建設されました。
著名な建築家
ロイヤル・ミューズは、バッキンガム宮殿を再設計したことで有名な建築家ジョン・ナッシュによって設計されました。その設計には、既存の乗馬学校(当初は1760年代に建設)、時計台のあるドリス様式のアーチ、中庭、馬車庫、そして2つの主厩舎が含まれていました。
今もなお生活が営まれる村、ロイヤル・ミューズ
1855年、ヴィクトリア女王は宮殿で働くスタッフの子供たちのためにロイヤル・ミューズ内に学校を設立しました。1859年には、198人のスタッフとその家族のための新しい宿泊施設が建設されました。今日に至るまで、宮殿のスタッフとその家族はロイヤル・ミューズ内で暮らしており、一つの「生きた村」として機能しています。
現代の王室における責任
ロイヤル・ミューズは、王室の現役の部門であり、自動車、馬、馬車によるすべての王室の道路移動を統括しています。さらに、この部門はウィンザー・グレイとクリーブランド・ベイの馬の訓練も担当しています。
ロイヤル・ミューズの見どころ
ヴィクトリア女王は、ロイヤル・ミューズに現代の自動車が収容されることを嫌っていましたが、現在ここには王室の馬車だけでなく、2台のベントレー・ステート・リムジン、2台のロールス・ロイス・ファントムVI、そして希少な1950年製ロールス・ロイス・ファントムIVも保管されています。
ロイヤル・ミューズの訪問者は、公用車を見学できるだけでなく、王室で最も有名かつ印象的な儀装馬車の数々を間近で見ることができます。これには、エリザベス2世の80歳の誕生日を記念して製作が開始されたものの、遅延によりダイヤモンド・ジュビリー(即位60周年)の記念となった「ダイヤモンド・ジュビリー・ステート・コーチ(ダイヤモンド・ジュビリー儀装馬車)」も含まれます。
また、1760年に発注され、ジョージ4世以降のすべての英国君主の戴冠式などで使用されてきた見事な「ゴールド・ステート・コーチ(黄金の馬車)」も見ることができます。運が良ければ、王室の馬たちが運動や手入れを楽しんでいる姿も見られるかもしれません。
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